1年に2回のパパ育休取得と仕事復帰
をしてみて感じたこと

プロジェクトマネージャー 上村 栄

プロジェクトマネージャー 上村 栄

当社ではパパの育休取得率がほぼ100%

2022年10月から産後のパパ育休制度が創設されました。 「産後パパ育休(出生時育児休業)」は、通常の「パパ育児休業制度」に追加された男性版産休制度です。

今回は、「パパ育児休業制度」「パパママ育休プラス制度」を利用した社員に話をききました。

育児休業を取得したきっかけ、理由をおしえてください

子供ができた時から育児休業を取得することは決めていました。理由としては、親目線で「子供が一番成長する時期を一緒に過ごしたい」ということと、パートナー目線で「産後で色々と大変な妻を支えたい」ということがありました。


育児休業を取得する期間やタイミングはどのように決めましたか

まずトータルの取得期間について、育児休業給付金の給付率が月給の67%となる6ヶ月を目安としました。その上で、育児休業を取得した父親の体験記などをウェブで読み、どのタイミングでの取得が最も妻をサポート出来るかを考えました。その結果、国の制度を活用し2回に分けて育児休業を取得することにしました。1回目は産後から8週間、2回目は子供が8ヶ月になった辺りから約4ヶ月間です。


社内ではいつ頃、誰に相談しましたか

妊娠中期に差し掛かったタイミングでまずは上長に相談し、ほどなくチームメンバーに報告しました。私自身もそうでしたが、育児休業自体は一般的に知られていても、条件を満たせば分けて取得できるということはなかなか知られていないので、報告後は「2回に分けて取得する」ということを折に触れて伝えるようにしていました。


育休の取得について、周りの反応はどうでしたか

プリンシプルは育休を取得する父親が特別珍しいというわけではないので何かが変わったとかはありませんでしたが、2回取得するという珍しさはあったので、制度について興味を持って質問してくれる人などはいましたね。


実際に育休をとってみて、キャリアについての不安はありましたか

世間では、育児休業を取得するといわゆる「出世コースから外れる」とか「風当たりが強くなる」という風土の会社もあるのかもしれませんが、プリンシプルは全くそのような感じはなかったです。私自身のキャリアについても、復帰してからまたパフォーマンスを出せば良いと思っていましたので不安はありませんでした。


育休明けから仕事に復帰して、どうでしたか

1回目の時は短期間だったということもあり環境や対応案件の変化もほとんどありませんでした。2回目からの復帰に際しては、私が不在の間にチームメンバーが増えていたことや、担当案件も一通り引き継いだ後での復帰であったということもあり、心機一転という感じでした。


育休を取得してプラスに感じたことは何ですか

まず、産後すぐのタイミングで育児休業を取得したことは非常に重要でした。産褥期だったので体力的な部分での支えとなることが出来たことはもちろんですが、自宅での育児のルーチンやノウハウをゼロから蓄積していく過程で夫婦一緒に取り組めたことが大きかったです。 2回目のタイミングではそれまで平日に妻が連れて行っていた乳幼児健診や予防接種などに連れて行くこともできましたし、混雑するタイミングを避けて平日に家族揃って遊びに行くこともできました。 また、妻が職場復帰をした段階でも私が育児休業中(パパママ育休プラス制度を使用)でしたのでその面でもサポートできました。家族との絆がより深まったことが一番の収穫ですね。


これから育休を取得するかもしれない男性社員に向けて、アドバイスがあればお願いします

育児休業を取得できる期間は限られていますが、その期間は今後の育児を含めた生活のベースを定めるための重要な時期ですので、取得する場合の期間・タイミングについては家族と相談して決めることをお勧めします。また、収入面についての不安は「育児休業給付金がどのタイミングでどれくらい入ってくるのか」「妻の加入している(扶養している場合は自分の)健康保険組合からは出産育児一時金や付加金がどの程度出るのか」などを調べておくと、ある程度は解消できると思います。2022年10月1日からは制度が変わり、産後期間の取得や分割での取得などもしやすくなるので、ぜひ活用してください。

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UI/UXデザイナー。新卒からインハウスWebデザイナーとして8年間活動。プリンシプルでは広告向けの制作全般、定性調査、UX改善提案を担当。

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デジタルラグーン 代表取締役  小田 啓介
株式会社デジタルラグーン 代表取締役。プリンシプル広告チームマネージャーを経て2021年より現職。大手流通企業へのWeb広告・Googleアナリティクスコンサルティング及び、クライアント先常駐経験を持つ。