こんにちは。プリンシプルでEmployee Successチームに所属している岩澤です。 プリンシプルでは、人材育成に注力しています。今回は、組織やチームをマネジメントしているマネージャーを対象に、「EQ研修」を実施しました。マネージャーと言えば、メンバー育成や目標設定など、組織運営にとって重要な役割を担うポジションです。
IQだけではないEQの大切さ
このようなマネージャーにとって、必要な能力とは何でしょうか。
良く聞くものとしては、IQ(=知能指数)が挙げられます。 一方、対比して考えだされた概念としては、EQ(=心の知能指数)が挙げられます。 一見、IQとEQは対立する概念と思われがちですが、互いに補足しあう関係にあります。 たとえ、IQが高くても、そのIQを発揮するためにはEQによる感情のコントロールをすることが必要だということです。 つまり、ビジネスで成果を出すためには、IQだけではなく、EQも大切なのです。
弊社はコンサルティング会社であり、ロジカルシンキングは必要です。ただし、そのコンサルティングをするのは人です。
管理職であるマネージャーにとって、メンバーであるコンサルタントの皆さんに、良い仕事をしていただきたいのは言うまでもありません。そのためにも、メンバーを育成するマネージャーという立場から、仕事のパフォーマンスを左右する感情に焦点を当てて能力開発を行うべく、「EQ研修」の導入を決めました。
1日だけでは終わらない研修
研修と言えば、数時間~1日単位で終わるものや、数か月にわたって行うものもあります。今回は、全2回(うち、開発期間を含んで約100日間)の学びでした。 1回目の研修では、ワークショップを交えながら、「EQの理解」や「自己理解」について学びました。最後には、マネージャー自身が開発したい・する必要があると思ったEQを開発目標として決めました。
そして、1回目の研修が終了し、ここからが開発期間です。
プリンシプルでは、元々、褒め合う文化が根付いていることもありますが、この研修を機に、さらに褒め合う頻度が増えました。 また、マネージャーによるMTGの雰囲気づくりから、「明らかにMTGの雰囲気が変わり、メンバーから活発な意見がさらに出てくるようになった!」というチームも出てきました。
この開発期間の中で、マネージャーがあらゆる実践・試行錯誤を重ねてきたからこその変化だと思います。
仕上げは、2回目の研修です。
主に、人材育成の手法について、学びました。 「ティーチング」「コーチング」「メンタリング」「フィードバック」それぞれの手法が、どのようなタイプのメンバーに有効なのかについて、検討しました。
※今回の研修開催にご尽力いただきました、アイズプラスさんから取材を受けました。 詳細にご興味ある方は、ぜひ併せてご覧ください。 →EQでマネージャー層の「人を育てる力」を伸ばす
EQ開発は続くもの
いかがでしたでしょうか。 EQを発揮できるようにするためには、日頃から意識して、EQ力を開発していくことが必要です。
そのため、朝会でのコミュニケーションの時間や各会議でのアイスブレイク時などで、「感情を吐露する」ことを継続しています。その際に使うのは、研修で教えていただいた『ムードメーター』(※)です。 (※)アメリカ・イェール大学の感情知性センター(研究機関)が開発
普段から意識していなければ、自分の感情を言語化することは難しいものですが、今では、会社内に浸透しはじめています。
以上のように、人材育成に力を注いでいるプリンシプルが気になった方。 ぜひフォローお待ちしております!メッセージも大歓迎です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。