男性育児休暇取得率100%

キャリア採用 新卒採用

2021年09月13日

by 有馬さよ子・People Division

男性育児休暇取得率100%

こんにちは。People Divisionの有馬です。

現在日本の出生率は1.36(出所:厚生労働省出生数の推移 2019年)という少子化社会です。少子化問題に対して、企業として取り組むべきことはいろいろありますが、当社では、働きながら堂々と子育てできる環境を整える取り組みを行った結果、男性社員の育児休暇取得率が100%になりました。どのようにして実現しているかと利用している社員の声をご紹介していきます。

パパにとっての育児休暇

まず、どんな制度なのでしょうか。

「育児休暇」は、1歳未満の子供を養育する親であれば、妻が専業主婦でも取得できると法律で定められています。育児休暇取得中は、月給額面の67%が支給され、社会保険料は免除になるので実質8割ほど支給されるという心強い法律です。

子供が1歳(条件により最長で2歳)に達するまで、「パパ・ママ育休プラス」という制度により、父母ともに育児休業を取得する場合は、子供が1歳2か月に達するまでの間の1年間、申出により取得可能です。

「パパ休暇」として、産後8週間以内の期間に育児休業を取得した場合は、特別な事情がなくても申出により再度の育児休業取得が可能です。

(出所:厚生労働省「育児・介護休業法について」

当社パパ社員の育休取得

国全体では、男性の育児休暇取得率が12.65%(出所:厚生労働省 令和2年雇用均等基本調査)ですが、当社では取得率100%です。 なぜ、これが実現できているのか。

結論から申しますと、「家族を大切にする」という当社のValue(*)が社内で浸透しており、休む社員側もそれを受け入れる同僚や上司も、家族を優先することは当然だという文化がつくられていることにより、男女ともに産休・育休を取得しやすいのだと思います。

*【プリンシプルのMission Vision Value】より抜粋

「人間としての原則を重視し、Win-Winであることを実現します」 私たちは表面的な成功ではなく、幸せな人生を送るための人間としての「原則」と「人格」を重視します。 個人が会社に貢献し、会社は個人のWINの実現をサポートすることで、 自分自身、家族、同僚、顧客、世界のwin-winを目指します。

育休取得を支える仕組み

子供が誕生した際、全社に向けたSlackチャンネルにて、赤ちゃんの写真付きで出産報告をする文化ができています。その瞬間、部署を超えてお祝いのメッセージや絵文字が賑やかに飛び交います。 さらに、ママパパが参加する専用チャンネルに招待し、すでに産休育休を取得した社員に質問したり、アドバイスをもらえたりする環境を提供しています。

育休を取得した社員の声

実際に今年4ヶ月間の育休を取得したパパ社員(広告チーム、マネージャー職)にインタビューしてみました。

「育休中は、出産直後の妻のサポートをしながら、子育てに24時間体制で向き合うことができました。実際に育児をし始めて、こんなに大変なのかと実感することができました。 広告コンサルタントは一般的に残業が多いというイメージがありますが、その原因は、属人的な体制にあると思います。 そこを改善するために、一つのプロジェクトに一人だけではなくチームで関わり負荷を分散させるようにしました。」

このように、男性が育児の場に100%向き合うことで、新たな体験、気づきから新しい価値観を得る(=自己多様性をもつ)ことができ、それが会社全体の多様性の推進につながっていると感じています。

また、ひとりの担当者が長期間休むということは、業務の脱属人化を推し進め、効率性を高めるきっかけになっています。

さいごに

夫婦で平等に子育てをしていきたい、でも子供の誕生とともにキャリアをストップさせたいくないというお考えの方、ぜひプリンシプルでそれらを実現しませんか?

中途採用募集に関する情報はキャリア採用ページをご覧ください。

有馬さよ子

Employee Successチーム リーダー。外資系企業から出産・育児を機にプリンシプルに入社。人事兼広報。9年間働きがいのある組織づくりに取り組む。プリンシプル大学ビジネスマナー講師。

by 有馬さよ子・People Division