プリンシプルの学習環境
データマネジメントチーム勉強会の取り組み

キャリア採用 新卒採用

2020年12月16日

by 橋本悠之介・データ解析エンジニア

プリンシプルの学習環境 <br>データマネジメントチーム勉強会の取り組み

仕事をしていく中で、勉強が必要になる場面は必ず出てきます。
個人の努力が大前提ではありますが、その際に重要なのは、勉強に対する取り組みが当たり前である環境や、時間的・金銭的サポート制度です。

プリンシプルには勉強やスキルアップへの取り組みを是とする文化があります。本記事では、その一例としてデータマネジメントチームの勉強会をご紹介します。

記事の内容

  • 成長を促す文化と環境とは
  • データマネジメントチーム勉強会の取り組み 名著の輪読会
  • 勉強会で得られた2つのこと

成長を促す文化と環境とは

 

冒頭の通り、プリンシプルには会社として勉強の重要性を社員に伝え、サポートする文化があります。

  

クレド「第二領域に取り組みます」

   

会社の価値観の中に「第二領域に取り組みます。緊急ではないが重要である、社内コミュニケーション、準備や計画、自己啓発、権限委譲、健康維持、読書などに、意識をして時間をとります。」という行動規範があります。

   

これは決して表面的な謳い文句ではありません。実際に業務時間内に読書などの「緊急ではないが重要であること」に取り組めます。今回紹介するデータマネジメントチームの勉強会も、業務時間内にすべての準備しています。

  

プリンシプル大学で業界の有名人から学べる

   

またお互いに教え合う仕組みが整っているのも特徴かもしれません。スキルやナレッジを共有する「プリンシプル大学」という社内研修制度があり、社員のスキルアップの場となっています。

   

プリンシプル大学で講師を務める弊社の木田や山田は、各種メディアに登場するほど業界に精通しています。つまり、各分野のトップクラスの専門家から教育を受けることができます(弊社山田のGTM専門課程は、受ける価値が特に高いと感じています)。

データマネジメントチーム勉強会の取り組み:名著の輪読会

データマネジメントチーム勉強会では現在、プログラミングの名著中の名著「The Art of Readable Code」の輪読会を実施しています。事前に1〜2章読んでおき、その内容について議論する会です。

業務状況をみながら、週に1回を基本に開催しています。

データマネジメントチーム勉強会の取り組み:名著の輪読会

目的は大きく分けて2つあります。

輪読会の目的

目的は大きく分けて2つあります。

  • コーディングスキルの向上
  • 理解しやすく伝える表現力の向上

本書はコーディングに焦点を当てていますが、その内容の本質は「理解しやすく伝えること」です。これはドキュメント作成や他の場面でも共通すると思います。仕事を通して痛感しますが、理解しやすく伝えるスキルは強調してもしきれないほど重要です。

テストで効果測定

輪読会の開始にあたり、まず入会テストを実施し、パスカルの三角形や素数を列挙するプログラムなどを提出しました。

テストの目的は受講生を落とすことではありません。輪読会の実施後に再度解き、どれだけ効果があったか確認するためです。

勉強会で得られた2つのこと

輪読会を通してよかったと感じることは以下の2つです。

  • コーディングがより楽しくなった
  • 表現に対するチーム内での意識が高まった

コーディングがより楽しくなった

前述の名著「The Art of Readable Code」には「理解しやすく」するための、様々な原則や姿勢が書かれています。

例えば変数の命名1つにとっても

  • その情報の本質は何か?
  • その本質を表現する最適な名前はなにか?

など、非常にクリエイティブな行為になります。

命名だけでなくロジックや分割方法など、理解のしやすさを念頭に入れて取り組むと、もっとこうした方がいい!と考えるようになり、コーディングが今まで以上に楽しくなりました。

表現に対するチーム内での意識が高まった

またドキュメント作成の際、言葉選びや表現方法などに対し、チーム全体で意識が高まったような気がしています。

そもそも自分と他者では理解の前提が異なります。その条件の中で理解しやすくするための最適な表現を追求する姿勢が醸成されました。

データマネジメントチーム勉強会はコーディングの学習の場ではありますが、意外な副産物として、コミュニケーション能力などのビジネススキルにも良い作用が生まれています。

最後に

この記事では、プリンシプルの「勉強を奨励する文化・制度」についてご紹介しました。データマネジメントチームの輪読会は今後も別の本で続けていく予定です。

勉強は本来、誰に強制されるわけでもなく、自身の興味関心を追求するものだと思っています。とはいえ仕事のための勉強となると、どうしても費用対効果や投資回収などの視点が生まれてしまいます。そんな中でも自分が楽しいと感じることを選択し勉強することが大事ではないでしょうか。

その点、プリンシプルは各社員の「何を学びたいか?」「どう学びたいか?」をサポートする環境があり、各々楽しくやりながら仕事に活かしていると思います。

プリンシプルでは絶賛採用募集です。 あなたも一緒に学びながら働いていければ嬉しく思います。

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橋本悠之介

by 橋本悠之介・データ解析エンジニア