オフィスにいなくてもコンサルタントできる!「ワーケーション」in 沖縄

キャリア採用 新卒採用

2019年12月14日

by 西田明子・データ解析コンサルタント

オフィスにいなくてもコンサルタントできる!「ワーケーション」in 沖縄

はじめに

大阪オフィス ウェブ解析コンサルタントの西田です。内閣府の仕事 (work)と休暇 (vacation)を組み合わせた「ワーケーション」沖縄モニターツアーに、2019年11月4日(月)〜 11月9日(土)5泊6日で参加して参りました。

コンサルタントという仕事と南国でのリフレッシュをどう両立してきたかをご紹介します。

舞台は宜野湾

滞在先は沖縄県宜野湾市の宜野湾港マリーナ近く。空港からのアクセスが良く、バス1本で到着でき沖縄らしいビーチもほど近い。車に乗れない私にはありがたい立地でした。
コワーキング施設は宜野湾マリーナ海浜公園目の前。

コワーキング施設は宜野湾マリーナ海浜公園目の前

ビーチまでは少し離れているのですが、海浜公園から望む海は、やはり沖縄、とにかくきれい。海水が街中へ流れ込む整備された水路があったのですが、そこですら熱帯魚が橋の上からも数えきれないほど見えました。

海の中

地元の方たちが釣りを楽しみ、釣果を狙いに来た野良猫たちへお裾分け。近くではマリンスポーツも楽しむことができるので、バナナボートに乗ってキャーキャー盛り上がる若者たちの姿が。

そんな景色を見ながら、タコライスを買ってきてゆったりとランチタイムを楽しみました。(とても美味!)環境がいいと、お仕事の日も気持ちよく過ごせますね。

タコライス

コワーキングスペース

コワーキングスペース「宜野湾ベイサイド情報センター(Gwave)

今回のツアーでは、コワーキングスペース「宜野湾ベイサイド情報センター(Gwave)」の利用が無料。旅先にて、きちんとしたデスクで仕事ができるのは有難いです。有料で会議室を借りることもできます。

一階のカフェスペースはシンプルかつおしゃれな雰囲気。こちらでもワークできます。

一階のカフェスペース

ただ、近年のコワーキングスペースは都市部を中心に、おしゃれでサービスが充実していて……というところが急増中。その快適性をイメージしていると、ギャップがあるかも。(たとえば通話スペースが無く、電話やオンラインミーティングする場がない。飲み物は屋外の自販機か1階のカフェで購入、電子レンジも無い、等)

旅先と考えると贅沢ですが、積極的に誘致するなら改善の余地あり、というのが率直な感想です。今後に期待。
(同時開催されていた沖縄市滞在ツアーの参加者の方によると、沖縄市のコワーキングスペースはかなりおしゃれで充実しているのだとか。これからきっと県内各地でこういった施設が盛り上がっていくのだと思います)

Wi-Fiさえ確保できれば、ホテルやカフェなど、お気に入りの場所で仕事が可能。コワーキングスペースにこだわらず、心地よい空間を見つけるのが大事ではと思います。

クライアントや社内とのコミュニケーション

沖縄行きが決まったのは約1ヶ月前。
その時点から、クライアント様には「来月のお打ち合わせは、訪問でなくオンラインミーティングとさせてください」とお話をしていきました。
ご快諾いただいた皆さま、ありがとうございました!

近ごろは、IT系企業様以外でもオンラインミーティングが一般的になってきていますね。
加えて、日ごろからプリンシプルでは「関西のクライアントに大阪オフィスメンバーが訪問し、東京のメンバーはオンラインで打合せ参加」、といった形式のお打ち合わせを開いており、クライアント様にも「不都合なくオンラインミーティングでも話せる」という認識を共有していただけているように思います。

ミーティング当日は、情報管理の観点からも個室がいいなと思い、宿泊先の部屋から参加。「あれ、西田さん、ぜんぜん沖縄っぽい雰囲気がないですよ??」とクライアント様にツッコミを入れられてしまいました。

社内外の方に、あらかじめオープンに「沖縄へ行きます」とお伝えしたことで、各ミーティング時に話のネタとして「海には行ったの?」「そちらの天気はどう?」等訊いていただき、ちょっとした雑談が盛り上がる展開に。ミーティングも温かい雰囲気で進んだのは、思わぬよい効果でした。

長期滞在ならウィークリーマンションが便利

そんなミーティングの場にもなった宿泊先は、ウィークリーマンション。キッチン、調理器具、洗濯機、バスルームは浴室乾燥つき。1人暮らしを始めたようで、チェックイン時はなんだかワクワクしました。

ウィークリーマンション
ウィークリーマンション

キッチン付き宿泊先のウィークリーマンション

コワーキングスペースの近くにスーパーがあり、はりきって沖縄らしい食品を買い込み。 お刺身が安いのは嬉しい!

スーパー

旅行だと、スーパーで地元の方に交じって買い物、というのはなかなか機会がありません。
仕事を絡めての旅だからこそ、長めの期間で滞在でき、半ば暮らすような感覚を楽しめるのだと思います。

一つ残念だったのは……はりきってゴーヤを買ってみたものの、油や調味料は備え付けがなく、料理は断念したこと。他のツアー参加者の方は、油をボトルに小分けして持ってきていたそう。次があったら見習いたい!

不便なく日々過ごせる環境があったおかげで、仕事タイムは集中できました。ありがたいです。

オフタイムの過ごし方

沖縄は車社会。那覇市街周辺しか電車(モノレール)は通っていません。 全体的に沖縄はやはり車がある方が便利です。
私は運転できないため、

  • 日ごろはウィークリーマンションのレンタサイクル
  • 長距離移動はバス

でした。
屋内にこもりきりで仕事をした日は、夕方にレンタサイクルで海浜公園へ。 昼とはまったく違う表情の港。

夕陽

自転車があると、スーパーへの買い出しやちょっと遠出しての食事など、何かと便利でした。

休日には、沖縄県立博物館・美術館と那覇市歴史博物館へ。こちらはバスに乗って。
ただ、バスはやはり時間がかかってしまい、さらに地名も読めず何度も検索……チャレンジングなお出かけとなりました。

沖縄県立博物館・美術館

沖縄県立博物館・美術館

那覇市歴史博物館

那覇市歴史博物館

A&W(通称エンダー)

A&W(通称エンダー)

沖縄のファストフードといえば「A&W(通称エンダー)」。国際通り端の交差点を眺めながらランチ

勢理客

難しい読み方の地名
他のツアー参加者の方に聞くと、マングローブカヤック、BBQ、海が見えるカフェなどいろんなお出かけをしていたんだとか。オンシーズン中のツアーだと、朝にビーチでひと泳ぎ、なんて方もいたそうです。

参加してみての収穫

綺麗な海と空に加え良かったことは、人との出会い。
ツアー参加者同士の交流会があり、ベンチャー社長さんやワーケーション事業を推進している企業の方々と知り合うことができました。弊社のロボットを使ったリモート経営というのに興味をもっていただき、動画で紹介して盛り上がりました。

アメリカから遠隔操作し朝会に参加する当社社長

アメリカから遠隔操作し朝会に参加する当社社長

沖縄の魅力といえば海ですが、11月はさすがの沖縄でも海水浴オフシーズンです。
とはいえ、温暖な気候は、冷え込んできた本州から来た人間にはホッとします。台風もなく穏やかな気候で、雨が降ることは一度もありませんでした。
暑すぎず、寒すぎず、のんびりと沖縄滞在を楽しめる時期としてオススメです。

3月には、花粉症の方向けのワーケーションツアーも開催予定だとか。
春から夏にかけてのオンシーズンは沖縄の魅力・本領発揮という季節ですが、オフシーズンも「過ごしやすさ」という点で魅力なんだな、と知ることが出来ました。
季節関わらず、沖縄フードが大好きな私にとっては、長期滞在することでアレコレ食べられたのも嬉しいところ。

近年は、LCC(ローコストキャリア)の台頭により、沖縄もずいぶん安く行けるようになりました。私の場合はピーチ航空利用で、荷物預けや座席指定含め、往復2万円かからず。

lcc

まとまった連休をとるのは中々難しいという方も多いと思います。
が、ワーケーション(お仕事もしつつ休暇も楽しむ)なら、たとえば土日+平日+土日で9日間滞在、なんてことも可能。
長期休みを待たず、パソコン一つもって、飛行機へ飛び乗ってしまえば、新鮮な気持ちでお仕事できるこのスタイル、ぜひ一度トライしてみてください!

西田明子

立命館大学卒。データ解析コンサルタント。事業会社にて広告・SEO・分析・UI改善と幅広く経験。

by 西田明子・データ解析コンサルタント