制度を利用してデータ解析コンサルタントへキャリアチェンジ

データ解析コンサルタント 宮原 里歩

解析、SEO、広告、Tableau等サービス全般におけるセールスと、インバウンドリード獲得に向けたマーケ業務に従事し、現在は解析コンサルタントとして、幅広い業種のサイトのデータ分析を担当。

データ解析コンサルタント 宮原 里歩

データ解析コンサルタントの仕事

「ポジティブキャリアチェンジ」という異動制度を利用して、10月にセールスからデータ解析コンサルタントにキャリアチェンジをしました。

毎月定期的にB2Bのお客様のサイトの解析コンサルティングを行い、また不定期でハイブリッド診断というスポットの解析サービスを担当しています。
定例のコンサルティングでは、グローバル展開しているB2Bのクライアントの担当をしており、毎月世界各国のユーザーの動向を分析しています。複数あるコンバージョンポイントについて昨対比や前月比での変化を分析し、サイト内や施策面で改善すべきポイントをお客様に提案します。

「ハイブリッド診断」というのは、お客様のサイトを定量と定性両面から分析するサービスです。Googleアナリティクスを使い、サイト上でのコンバージョン完了に至る動線のうち、どこがボトルネックになって離脱しているのか、逆にどんなコンテンツが効いているのかなどを分析します。また、実際にユーザー様にサイトを使ってもらい、ボトルネック解消の示唆を得る「ユーザーテスト」も行っています。

解析コンサルタントに必要なスキルとは

近視眼的にならず、意識的に全体を見渡すスキルが必要だと思っています。分析の際にはGoogleアナリティクスとTableauを使用し、まず全体を俯瞰してから枝葉の分析に取り掛かるようにしています。

データ分析の考え方や手法に関しては、GoogleアナリティクスとTableauなどのツールの利用方法と合わせ、チーム異動後に習得しました。

異動直後に、チームのリーダーが主催する勉強会で、データ分析の基礎を学びました。その後、実務を通じて、壁にぶつかっては調べて知識を習得したり、チームメイトに質問して教えていただいたりしています。また、Googleアナリティクスのゼミに参加し、副社長の木田さんから一流の解析コンサルタントのスキルについて直接指導を受けています。学ぶ環境には恵まれています。

今後は、Googleアナリティクスだけでなく、お客様のマーケティング上の課題を解決する一番良い方法を考え、提供できるようになりたいです。BigQueryやFirebase、Heapアナリティクスなど、Googleアナリティクス以外のツールも使えるようになると、より幅広い分析が可能になると思います。まだまだ学びは足りないなと思っています。

セールスから解析コンサルタントに異動しようと思ったきっかけ

きっかけは2つあります。1つは、もともと専門性をつけたいという想いを持っていたためです。

実は、プリンシプルに転職してきた当初は広告チームにいたのですが、社内でセールスチームを立ち上げる際に、組織立上げという面白い経験に携われることを動機にセールスに異動しました。セールスは新卒からずっとやってきたことでもあったのですが、フィールドセールスとしてだけでなく、自社のマーケティングから業務の仕組み化まで幅広く関わり非常に面白い経験が出来ました。同時に、売上達成も継続してがんばりMVPも何度かいただくことができました。 1年半経験した頃、やり切った感があったので、入社した当初の目的であった「専門性を高めたい」という気持ちに戻り、データ解析チームに異動しようと決心しました。

もう1つの理由は、言葉に重みを持ちたいという思いがあったためです。社内ではプロフェッショナルな人に囲まれているので、営業以外の専門性や経験がない自分の発言は説得力がないのではと少しコンプレックスに感じているところがあったんです。 人に話を聞いてもらえるようになるには、自分で自分に自信を持つことが必要だと思いました。私にとっては、そのためには納品の経験が必要だと思い、キャリアチェンジしました。

異動後の変化、良かったこと

良かったことは、たくさんあります。 新しい経験をたくさんさせてもらっていて、専門性がつき始めている実感があります。お客様のサイトを分析するという仕事自体もずっとやりたかったことなので、シンプルに楽しく、毎日が充実しています。

1日のスケジュール(1ヶ月のスケジュール)

毎朝10時からチームMTGを行い、メールの返信などのタスクを午前中に片づけます。午後は分析に集中している日がほとんどです。頭が煮詰まってきたら、散歩したりコワーキングスペースなどに異動して分析を再開します。 途中、わからないことがあったら調べたり、自力では解決が難しいと感じればオンラインミーティングを入れて上司とディスカッションをします。 私は月初は忙しいことが多いのですが、上司がリソース管理を徹底してくれているので、残業は昔と比較して随分と減りました。働きやすい環境と感じています。

分析作業の難しい点

まだ経験が多くないので、思い通りの分析が出来なかった時に、ツールの仕様上の問題なのか、自分のやり方が良くないのかなどの切り分けが難しいなと感じることが多いです。今はリモートワークなので、こういった時にドツボにはまりがちなのですが、最近は、もっと気軽に相談しようと思うようになりました。 また、言葉の定義を意識合わせすることは地味だけどとても重要だと感じます。 ここが曖昧だと、後戻りが多いですね。例えば、ひとこと「サービスページ」と言っても、クライアントと、自分のチームメイトと、自分とで違うページのことを思い描いていることがあります。チームで動くことが多いので、自分一人の思いこみで動かないことが大事です。

分析は、2、3人のチームで案件に取り組み、分担してやっていることが多いです。レビューも必須なので、営業の時と比べると予定をきっちり立てて時間通り終わらせることを意識して動くようになりました。 チームメンバーは皆さん優しくて、受け入れてもらっているのを感じます。朝会では、仕事のことだけでなく雑談もするので、風通し良く雰囲気がいいです。

これから目指していること

今後は、サイト上の課題だけでなく、より根本的なマーケティング上の課題を伴走して解決していける人になりたいです。そのためには幅広い知識と経験が必要になると思うので、サイトのデータ解析以外の勉強や実務を積極的にしていきたいと思います。

ただ、まずは目の前のことを出来るようになる事を優先しています。Googleアナリティクスでの分析を満足いくレベルで提供出来るようになった後に、別の分野に広げていきたいと思っています。

また、プライベートでは中小企業診断士の勉強をしています。勉強をはじめて3年目になるので、今年こそは合格を目指しています。 合格したら、プリンシプルでの勤務と並行して、中小企業診断士の仕事をしたいと考えています。プリンシプルのお客様は大企業が多いのですが、診断士として関わる中小規模のお客様の場合、マーケティング上の全体的な課題により深く関わることが出来ると思っています。両方の領域で学んだことを活かし合い、クライアント企業にだけでなく、クライアント企業の顧客にまで価値を提供できるようなパートナーになっていきたいです。